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このissueで取り組むこと
- 近年、多くの人々に情報を配信していくにあたり避けて通れない課題として、フィルターバブル、フェイクニュース、社会的分断などが顕在化しています。
- このような問題に取り組んでいく中で、ニュース・情報配信を行うプロダクトとしても、多様な情報を届ける中で、ユーザーの興味関心に合致するだけではなく、興味関心の幅を広げられるよう個々人への情報配信を最適化することが求められています。
- 我々は「多様な情報を届けること」「個々人の興味関心に応えること」「個々人の興味関心を広げること」との最適なバランスを目指して日々ニュース・情報配信の品質向上に取り組んでいます。一見トレードオフになりやすいこの構造に対して、最適なアルゴリズムを設計し、次世代の情報配信アルゴリズム基盤をつくることが、このissueで挑戦したい課題です。
これまでやってきたこと
News from All Sides
- 米国版のSmartNewsに実装されている機能ですが、社会的分断へのひとつのアプローチとして、一つの政治的トピックに対して、保守寄りからリベラル寄りまで、異なる論調のメディアの情報を取得できる体験を提供しています。
- この機能の裏側でも機械学習が動いています。コンテンツの意味分析を行い、記事自体の特徴を解析した上で、記事が「保守寄りかリベラル寄りか」を判定し配信しています。
チームの進化と成果
- 現在では情報配信のアルゴリズムとシステムに関わっているメンバーは30名を超え、日米両方へのニュース・情報配信を担当しています。
- アルゴリズムの改善・進化により、CTRやユーザあたりPV数、滞在時間などの数値も実際に向上し続けています。
Deep Learningの活用
- 機械学習モデルのリアルタイムな更新、最新のNLP技術の活用、大規模なsparse embedding技術を活用した機械学習モデルの開発など、積極的にDeep Learningを活用しています。
このissueの魅力
- 世界的な問題となっている「情報配信の品質と多様性」に関わり、世界を良い方向に変えることに貢献できます。
- この問題に対して次世代の情報配信のあり方が求められていますが、まだ答えを見つけている人はいません。その答えを見つける一番最初のプレイヤーとなることができます。
- また、アルゴリズムを進化させることで、自分が自身がユーザーとして、自身の情報取得体験が良い方向に変わったことを実感できることも、魅力の一つです。
このissueに取り組む人への期待
次世代の情報配信アルゴリズムがあなたの手から生み出されることを期待しています。
どんな人に入ってほしいか
- Quick Learnerである方(業界の変化やDeep Learningの進化も早い環境下で、新しいものに対する好奇心が強く効果的に学習を続けられる力)
- データに基づく判断ができる方(センスも重要ですが、論理的・合理的な判断ができる力)
- 研究者よりハンズオンなタイプである方(実際に社会に実装される、リアルで使われる技術でないと意味がありません。そこに対しては、実験・実践志向で手が動かせる力が必要です)
本issueへの社内メンバーからのオススメ
Yuyang Lan, Engineering Manager at SmartNews
「日本のインターネット業界は米国と比べると遅れをとってしまっているのが現状です。ただ私としては、機械学習やビッグデータの領域で、日本から世界規模の企業と肩を並べる存在を生み出したいと考えています。一方、スマートニュースはその大きな課題に挑戦できる機会を手にしていると考えています。だからこそ、同じような野望をもっている人にとって非常に魅力的な戦場と言えるし、そういう人と一緒に戦いたい。そう思っています」
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